1606_中国(上海)旅行 その2

6/19 日

上海の高速鉄道駅、上海虹橋駅を見に行く

f:id:dongguacha:20210417162610j:plainf:id:dongguacha:20210417162611j:plainf:id:dongguacha:20210417162614j:plainf:id:dongguacha:20210417162621j:plainf:id:dongguacha:20210417162629j:plain 16面30線という何が起きているか理解が難しい規模の高速鉄道の駅です。在来線(と一部高速鉄道)の駅としては上海駅や上海南駅もあります。 (中国において特に大きいわけではなく、大都市の鉄道駅としては「普通」の大きさなのです。日本は東京の5面10線、新大阪の5面8線が最も大きい高速鉄道の駅なのでレベルが違います。) f:id:dongguacha:20210417162646j:plain 当時は地鉄17号線は工事中でした、気が付いたら営業開始していましたね。(2017年12月30日開通)

人民広場~大世界あたりを散歩する

f:id:dongguacha:20210417164528j:plainf:id:dongguacha:20210417164529j:plainf:id:dongguacha:20210417164430j:plainf:id:dongguacha:20210417164431j:plainf:id:dongguacha:20210417164531j:plainf:id:dongguacha:20210417164433j:plain レトロな建物だったり、緑の多い道路だったり、上海らしいエリアを散歩しました。

リニアで空港に向かう

f:id:dongguacha:20210417164653j:plain f:id:dongguacha:20210417164732j:plain 時間を調べずに乗ったので、もう431km/h運転の時間は終わっていました。残念。いつかリベンジしたいと思いました。

おまけ

帰りのフライトは行きと同じく春秋航空だったのですが、めちゃくちゃ揺れました。 そしてこれが中国にハマるきっかけになった1泊3日だとはこの時は思いもしなかったのですが…

1606_中国(上海)旅行 その1

6/17 金

仕事そこそこに羽田から上海に飛ぶ

2007年に中国旅行で北京に行ったことはあったが、上海は初めて。台湾には何回も行っていたが大陸は怖いと思い避けていたところ、あまりにも春秋航空が安く売っていたので勢いでチケットを購入して上海に行くことにした。 f:id:dongguacha:20210409000023j:plain f:id:dongguacha:20210409000050j:plain まわりが中国人ばかりなので圧倒されながら搭乗。

初上海

f:id:dongguacha:20210409000547j:plain とにかく空港が広い、島国とは異なる空間の豊かさを感じる。(大げさ) f:id:dongguacha:20210409000550j:plain ディズニーランドは2日前にオープンしたらしい、最初は園内でお弁当食べてるだのゴミ箱におしっこする子供がいるとか、日本のニュースでネタになってましたね。 いずれにせよ今回は行きません。(2020年にあらためて行くことになります) f:id:dongguacha:20210409000553j:plain 上海の浦東空港といえばリニアモーターカーです。磁浮とは大変わかりやすい表現です。 f:id:dongguacha:20210409000557j:plain 深夜に到着したので、ホテルに泊まりたいと思ったのですがあいにく満室とのこと。仕方ないのでバーガーキングの前のベンチを陣取り、地下鉄が動き始めるまで仮眠を取ることに。

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1103_幻のシンガポール旅行 成田空港で被災 その2

3/12

ぐっすり眠れるはずはない

夜中も緊急地震速報の音や、余震で目が覚める。 緊急地震速報では、数分おきに鳴ることもあるし、東北地方の沿岸部だけではなく長野県や静岡県での地震も表示されている。連動した地震なのか何なのかもよくわからない。 富士山が噴火してもおかしくないし、首都直下地震東海地震が起きてもおかしくないとすら感じた。 当然、熟睡などできる状況でも環境でもないのだが、あまり大きな地震でなくても、郵便局の私書箱の扉がカタカタと音を立てるのも目が覚める大きな要因だった。

気づいたら朝6時頃だっただろうか。 一本だけJRが動くなどの情報もあったが、駅まで様子を見に行く気力もなかった。(実際にはガセの情報であった) 京成は路盤が崩れた区間があり復旧に相当時間がかかるなんて情報もあり、空港から脱出する方法がない状況のままであった。

歩いて帰ろう

8時過ぎくらいだろうか、もう空港に居ても埒が明かないこと、京成もJRも運転再開の見込みがないとのことであったので、とりあえず成田の市街地まで歩くことにした。 電車でも7km程度あるので2時間はかかるだろうが、路線がたくさんあるのでどれかは動くだろうとの判断である。

通行止めになっていた高速道路沿いを歩いていた。歩道はあるのだが、(地震の影響かどうかは不明だが)ガタガタである。スーツケースを引いて歩くのは大変だ。

優しく

1時間近く歩いたところだろうか、私たちの隣に車が止まった。親切な人が成田の駅まで送ってくれるとのこと。

空港で働いている人で、ちょうど家に帰るタイミングだったらしい。神様のような人だ。 大人になったからこそ、

成田駅に着いたが、JRも京成もまだ運転見合わせていた。 京成佐倉からは動いているとの話もあり、急遽、京成佐倉まで送っていただけることになった。

京成佐倉からはバスで八千代台まで移動した。 八千代台からは安全確認のためか徐行で走る電車に乗り、八千代台で乗り換え千住大橋まで向かった。 途中、混雑はあったが、地震による足止めもなく順調に都内にまで戻れたのは救いであった。

都内はいつもと大してかわらない土曜日のように感じた。 11日の夜は都内も非日常の光景が広がっていたのかもしれないが、成田空港から戻ってくると日常が広がっていて安心した。 その後、地震以来24時間近く、まともに食事をできなかったこともあるので、北千住で昼食を食べた。 友人と解散後、私は東武線に乗った。地下鉄への直通はしていないので、1Fから北千住始発で動いていた。24時間+αぶりに実家に帰宅した。

後日談:シンガポールへのチケットの払い戻しは、ユナイテッドの日本支社になかなか電話が繋がらないなど、相当手間がかかりましたが無事にできた。     その他、ホテルはおおむね返金されたが、東南アジアのフライトはほとんど返金されなかった。     東南アジアへは2012年の春に改めて行くこととした。

1103_幻のシンガポール旅行 成田空港で被災 その1

3/11

シンガポールに向かう

そう、2011年3月11日。私は友人と二人でシンガポールに旅行する予定であった。 彼は現役で大学に行っていたので卒業旅行、私は一浪したので単なる春休みの旅行である。

いつものようにスーツケースに荷物を詰め、お昼ごろには実家を出発した。昨年開通したばかりの成田スカイアクセス線に乗り成田空港に向かう。 f:id:dongguacha:20210312113756j:plain f:id:dongguacha:20210312113759j:plain

出発時刻(17時30分)の3時間以上前に空港に到着し、友人と合流して第1ビルのの出発フロアでチェックインの開始まで待っていた。

まさかの地震

14時46分。グラッと揺れた。2日前の3月9日にも宮城県沖で地震があったことから、その余震かと思ったが、どうも様子がおかしい。 長い、一旦落ち着いた後、更に強くなったりする。とにかく長い、3分くらい揺れたのだろうか。何が何だかよくわからなかったが、いよいよ東海地震が起きたのかと思った。

窓ガラスが割れる可能性もあると思い、窓から離れるようには気を付けたが、テーブルなどなく、上から何か落ちてきたら防ぎようはない。

窓ガラスはプルプルと波を打っていたが、割れることはなかった。そして天井から何か落ちてくることもなかった。

揺れがおさまって直ぐは携帯電話も通じたように記憶している。強い地震ではあったが、フライトは遅れてもシンガポールには行けるかな、なんて話をする余裕もあった。 当時のガラケーワンセグを見ると東北地方で強い地震とのこと、被害が出ているものの(東海地震が発生したと思っていたので)そこまでではないのか?なんて思ってもいた。 津波警報も発令されたが、最初は数メートルとの予想であったので、輪をかけてそう感じていたのかもしれない。

ガラケーはバッテリー容量が少ないこともあり、ワンセグは時々見るようにしていた。 津波が陸地で民家や自動車を飲み込んでいく映像や、津波による死者が数百人単位で発生しているといったニュースも流れていた。

30分ほどした後、先ほどと同じようにグラッと揺れた。どうも先ほどよりも揺れが大きいように感じる。天井から釘も落ちてきた、頭に刺さらなくて良かった。

寒いけど屋外に避難

もちろん、そんな悠長なことも言ってる場合ではなかった。どこからともなく案内があり、建物の外に出るようにとのこと。 これからシンガポールをはじめ東南アジアに行くつもりであったので、暖かい服装もないし、外に出るのは嫌だなとも思ったが、建物が崩れても困るのでスーツケースを転がしながら外に避難した。 f:id:dongguacha:20210312113801j:plain f:id:dongguacha:20210312113804j:plain f:id:dongguacha:20210312113807j:plain f:id:dongguacha:20210312113808j:plain f:id:dongguacha:20210312113811j:plain f:id:dongguacha:20210312113816j:plain f:id:dongguacha:20210312113820j:plain f:id:dongguacha:20210312113823j:plain

第1ビルの駐車場に避難した、ここで夜を明かさないとならない可能性もあると思うと寒くて辛い。 周りはエアラインの職員も含めて、空港にいたほぼ全員がいるのだろう。先ほどワンセグを見ている限り、凄まじいことが起きていることは認識しているのだが、断片的な情報しかない。 この後、自分たちがどうなるかわからなし、みな不安を隠せない様子であった。

空港で野宿

17時ごろ頃だろうか、建物に戻っていいとのことであった。 引き続き、京成もJRも運休し高速道路も閉鎖されていて今日中の復旧は難しいとの情報もあり、宿泊になることを見越してコンセントのある場所を陣取った。当時まだあった成田空港内郵便局の前だった。 PCを広げ、ACアダプタにコンセントを接続し、無料wifiに接続する。Twitterを見たりした記憶がある。 先ほどの地震がM8.8と報道されたのもこの頃だろうか、そんな強さの地震が日本で起きるとは思いもしなかった。 あと特筆すべきは、母から又聞きだけど、千葉のコンビナートで火災があったから有害な雨が降ると怪しげなメールがあったとのこと、 何だよそんな有害な物質ってと思い、メールで反論しておいた。災害時のチェーンメールの恐ろしさを感じた。 この間も余震は続いていた。とにかく先ほどの大きな地震が本震であるなら良いのだが、更に大きい地震が来る可能性があるとの不安もあった。

友人はしっかり者である、気づいたらローソンでおにぎりかサンドイッチだったか記憶が定かではないが、エネルギーになるものを買ってきてくれた。 もうあまり在庫は残っていないとのこと。長丁場になる可能性もあるところ、しっかりと食料を備えておくことは大切である。

友人と交互ではあるが、トイレに行ったり、ビル内を散歩したりしていた。 フライトの案内を見る限り、いつの間にやらキャンセルになっている。明日以降の便に振り替えなのか、シンガポールから東南アジア域内の移動の予約がどうなるのか等々、いろいろ気になりもした。

到着ロビーで寝袋を配布していたのでもらう。旅行できた外国人だろうか、まわりにいる人に寝袋をぽいっと投げて届けている。 丁寧に手渡ししなくても届けばいいと考えるほうが効率的だし、不安な中でも少しでも楽しく行動することは大切だなとか思いつつ眺めていた。 どんよりとした空気の中、明るい空気が流れていたような気がして、とても印象的だったんだろう。 f:id:dongguacha:20210312113827j:plain

「場所」に戻ると、ガラケーを充電させてほしいとか、外国人にメールを使わせてくれとお願いされることもあった。 ロシア人だったと思うが、遠く離れた日本でよくわからない状況になるのも大変である。無事であると伝えられたことは良かった。

この頃には電話は繋がらないにせよ、メールでのやりとりはできるようになっていたように思う。 東京は東京メトロ都営地下鉄は動きそうとの話はあったが、JRや京成はまだ厳しそうだった。明日には帰りたいが、帰れるのだろうか。

【記録】カメラとレンズの遍歴

備忘録として整理しました。

カメラ

  • sony P71(2002.03〜2003.02)
  • panasonic FZ1(2003.02〜2006.01)
  • panasonic FZ5(2006.02〜2006.04)
  • nikon D70(2005.11〜2008.06)
  • nikon D80(2008.06〜2013.08)
  • panasonic LX3(2010.01〜2011.12)
  • nikon D7000(2012.12〜2014.10)
  • nikon D600(2014.03〜2020.08)
  • olympus OM-D E-M5 Mark II(2016.12〜2018.02)
  • sony RX100M3 (2018.10~2019.11)
  • nikon F100(2019.02~)
  • nikon D500(2020.01~)

レンズ

  • nikon AF Zoom Nikkor 28-80mm F3.3-5.6G(2005.11〜2007.05)
  • nikon AF Zoom Nikkor 70-300mm f/4-5.6G(2005.11〜2008.10)
  • sigma 18-50mm F2.8(2007.05〜2010.05)
  • sigma 70-200mm F2.8 EX DG(2008.10〜2013.02)
  • sigma 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM(2010.05〜2014.10)
  • nikon AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II(2012.07〜2012.11)
  • nikon Ai AF Nikkor 35mm f/2D(2013.01〜2016.04)
  • nikon Ai AF Nikkor 50mm f/1.8D(2013.08〜2016.03)
  • sigma APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM(2013.02~)☆
  • nikon AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR(2014.03~2020.08)
  • nikon Ai AF-S NIKKOR 300mm f/4D IF-ED(2014.12~)
  • yongnuo YN 35mm f2(2016.12~)
  • olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ(2016.12~2018.02)
  • nikon AF-S DX Zoom Nikkor 12-24mm F4G IF-ED(2020.01~2020.12)
  • sigma 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM(2020.05~)